2018年5月15日火曜日

畝づくり授業のお手伝い

新たなる試み:小学校2年生の授業のお手伝いをしました!


4つの畝ができました。
 昨年まで利用していた、にひよん広場隅の小学校2年生のサツマイモ学習の土地が使えなくなってしまいました。そこで今年度は、ガーデンマスターが日ごろからお世話している学校の屋上菜園の一部を提供してサツマイモを植える、という新たなる試みをはじめました。昨年の2年生は、(1)5月の苗植え、(2)秋のサツマイモ掘り、(3)サツマイモ料理、合計3回の実習でしたが、今年は、苗植えの準備前にあたる畝づくりから実習をしました。

事前準備として、学校の職員の方々がたくさんのルーフソイルを1階から屋上まで運んでくださっていただいたことには大変感謝しております。また、ガーデンマスターのメンバーや2年生の保護者も当日の暑さ(天気予報では摂氏27度→体感気温30度以上)でバテバテになりながらも実習のお手伝いをしていただけたことに誠にありがたく感じております。お陰様で、2クラスあわせて、4つの畝を作ることが出来ました。

いままで数年間サツマイモの面倒を見てくださった地域ボランティアの松山さんもいらっしゃり、子どもたちからは人気者でした。

屋上菜園には色々な植物も育っているので、畝づくり班と植物観察班に分かれて実習しました。

■畝づくりに関して:
土をさわりながら「わぁ〜。わたしたち 農家さんだね。」
「どんな お芋になるんだろう。」「さつまいもできたら 何つくろうか。」
「よーし。さつまいものふとん つくるぞー」と 張り切ったり。
苗植えがまだ終わっていないのですが これからの出来事にワクワクしている様子が伺えました。


■植物観察に関して:
最初は屋上に上がっただけで興奮気味の2年生でしたが、野菜類を見て回るう間に、じゃがいもの花を見て教科書に同じ写真が載ってた!と気づいたり、

じゃがいもの花

そら豆の由来(さやが空に向かってのびる)に納得したり、
そら豆:成長するにあたって下に垂れ下がってきます。

ハーブを実際に手で摘んで香りをかいだり、
ハーブ園のブラックミント
興味を持って観察していました。いちごのネットの中にてんとう虫がいるのはなぜ?のなぞなぞに、虫を食べてくれるから!と答えたり、そら豆の茎に付けたCDは、光るから虫とか鳥よけだよね!とよく知っている子どももいました。

イチゴ


大都心で農園とはかけ離れた生活をしている四日野小の子どもたち。
あまり土とは縁のない子どもにとっては、ミミズがいるいないでザワついてました。
都会の中でも、屋上とかバルコニーで、土づくりから準備をすれば農作物はできるし、ミミズも生活する土になるということを覚えていただけたら、嬉しいですね。

屋上よりも高いビルにたくさんかこまれた四日野小